ようこそ!形成外科へ


形成外科とは? | 形成外科って何?と素朴な疑問をお持ちの方が多いと思います。ストレートに一言で説明しますと、皮膚の外科です。じゃー、皮膚科と同じじゃんと思われると、そうではありません。普通の皮膚科のドクターには真似できないような特殊な外科のトレーニングを積んでいます。 |
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形成外科の基本手技とは? | 例えば、上手に合わせるのは難しい真皮縫合が基本手技です。それから、皮膚移植や皮弁と呼ばれる皮膚を移動する技術です。さらに難しい技術として、顕微鏡を使って微小な動脈や静脈をつないだり、顔の骨折をプレートで治したりする技術もあります。私も勤務医だった頃は、切断された手指を再接着する緊急手術など難しい手術を担当していました。 |
真皮縫合とは? | 開業すると、一番よく使うテクニックは、真皮縫合です。真皮縫合を駆使して、怪我や手術で切った皮膚をきれいに閉じて、素早く治すテクニックです。 |
切る技術とは? | 縫合技術ばかりに気を取られてはいけません。実はおろそかになるのが、きれいに切る技術です。怪我で挫滅した皮膚をきれいに切り取る技術。ほくろを除去するのに、きれいな曲線を描きながら、適切な角度で切る技術。最近では、切る技術が一番大切なのではないかと思っています。 |
ほくろ除去について | ほくろを除去するのに、レーザーが唯一の方法ではありません。とくに盛り上がったほくろは焼き過ぎると、健常皮膚がやけどしてしまいます。そこで、メスと電気メスを組み合わせたり、メスで紡錘形に切除して、真皮縫合できれいに縫い合わせれば、傷跡を早く目立たなくできます。 盛り上がったほくろは、皮下にも母斑細胞が増殖していますので、表面だけ削っただけでは、徐々にまた盛り上がってきます。エステや鍼灸院、接骨院では、ほくろを除去することはできませんから、くれぐれもご注意ください。 |
ほくろ除去後の凹みについて | ほくろ除去後の凹みを治す方法も見つけ出しました。凹みの程度に応じて、アクトシン軟膏を塗布する方法単独、もしくは、レーザーによるフラクショナル照射法とアクトシン軟膏の組み合わせになります。 |
予約診療について | 当院では、忙しい患者様をできるだけ束縛しないように、予約診療を行っております。 |
外来手術について | 持病がない方の20分前後の小手術では、採血や心電図など術前検査を行っておりませんので、最短で3回の通院(初診で承諾いただければ⇒手術⇒術後経過の再診)で済みます。 |
手術日について | 寺田院長は、月曜、火曜、水曜の14時~15時、金曜の13時~15時、土曜の14時~16時に手術を担当します。 中島医師は、月曜(奇数週)、火曜、水曜(偶数週)の12時~13時に手術を担当します。 |
手術が難しい部位 | 眼瞼(まぶた)でまつ毛の縁、外耳道の入口、鼻孔の縁で、他の皮膚科や形成外科で取れないと言われたほくろやしこりもぜひご相談ください。拡大鏡を使った手術できれいに除去しています。 |
痛みを伴う場合 | 赤く腫れた粉瘤(おでき)、足の親指の陥入爪も、1回の処置で痛みを和らげます。抗生剤を内服しているだけでは治りません。早々にご相談ください。 |