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午前:月火水金土 9–13時 / 午後:月火水金 14–18時
完全予約制:全日処置・手術 / 土曜診察は予約料あり
ほくろで悩む女性イラスト

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盛り上がるほくろ

当院では、 保険診療の対象 となります。

手術費用(保険診療)

保険診療では、部位によって 露出部露出部以外 で料金が異なります。
また、 1ヶ所ごとの料金 となります。
■ 基本料金(2〜3cm未満)
負担割合 露出部 露出部以外
3割負担 11,000円前後 10,000円前後
2割負担 8,500円前後 7,500円前後
1割負担 6,000円前後 5,000円前後
母子・生活保護など 1,300円~3,300円
※上記は予約料を含みます
■ 特殊部位
眼瞼結膜: 3割負担 約21,000円
口唇: 3割負担 約15,000円
※上記は予約料を含みます
保険診療の部位について
同一部位は1ヶ所ずつ手術を行います。
異なる部位は同日に手術可能です。
露出部
頭部、顔面、頚部、肘から前腕、手、膝から下腿、足背
露出部以外
上腕、胸部、背部、腹部、殿部、大腿部、足底

傷跡を最小限にする基本

傷跡を最小限にとどめる最も重要なポイント
体内の タンパク質・ビタミン・ミネラル が十分にあることです。
皮膚の欠損部では、 毛細血管網の再生上皮の再生 が早く起こることが、きれいな治癒に重要です。
そのためには、細胞や細胞外基質を構成する タンパク質ビタミンミネラル が必須となります。
手術前後は、これらの栄養素を十分に含む食事を心がけることで、 より良好な創傷治癒が期待できます。
栄養が不足している場合、 回復が遅れ、
・赤み
・凹み
・白い瘢痕(はんこん)
などの傷跡が残りやすくなる可能性があります。

隆起性ほくろの治療経験

※ご注意:皮膚を切除する場合、程度の差はあっても傷跡は必ず残ります。
ほくろ治療症例5
オトガイ部ミーシャ型母斑
概要
下口唇のおとがい部に認めた、盛り上がった隆起性ほくろ。 口唇周囲には比較的よくみられる部位です。
経過
くり抜き法+高周波メスによる焼灼で除去しました。

2週間後には赤みと軽度の凹み、痂皮の付着を認めましたが、 アクトシン軟膏を塗布し上皮化を促進。

2ヶ月後には赤み・凹みともに徐々に縮小傾向となりました。

ほくろ治療症例4

よくみられる口唇部の隆起性ほくろの症例です。
上口唇の真ん中に生じた大きな隆起性母斑(ほくろ)の除去後経過
概要
上口唇中央に発生した、直径約1cmの大きな盛り上がったほくろ。
くり抜き法+高周波メスによる止血焼灼にて除去しました。
経過
1週間後よりアクトシン軟膏を塗布開始。
約2ヶ月で上皮化が完了しました。

3ヶ月後に肥厚性瘢痕傾向を認めたため、 ケナコルト局所注射を月1回ペースで計3回施行。

除去後6ヶ月時点では、 軽度の凹みを残しつつ、瘢痕は安定しました。
※創部の治癒経過や瘢痕の程度には個人差があります。

ほくろ治療症例3

よくみられる口唇部の隆起性ほくろの症例です。
口唇部ミーシャ型母斑
概要
口唇に生じた直径約8mmの大きな隆起性ほくろ。
早期治癒をご希望されたため、切除縫合術を選択しました。
経過
1ヶ月後に軽度の肥厚性瘢痕傾向を認めました。
ドレニゾンテープを貼付し、徐々に瘢痕は落ち着いてきました。
※ドレニゾンテープは現在販売中止となっております。
※創傷治癒や瘢痕の経過には個人差があります。

ほくろ治療症例2

口唇部に発生した隆起性ほくろの症例です。
上口唇ミーシャ型母斑
概要
口唇の盛り上がった大きなほくろ(約8×6mm)をくり抜き法にて除去しました。
経過
1ヶ月後に肥厚性瘢痕傾向を認めたため、 ケナコルト局所注射を施行し、瘢痕は徐々に柔らかくなりました。

赤みや軽度の凹みに対しては、 アクトシン軟膏を塗布し経過観察としました。
口唇部の特徴
口唇は常に動く部位のため、 術後に赤く盛り上がる肥厚性瘢痕になりやすい傾向があります。

早期に ドレニゾンテープ貼付やケナコルト局所注射などで対処することで、 瘢痕はコントロールしやすくなります。
※ドレニゾンテープは現在販売中止となっております。
※創傷治癒や瘢痕の経過には個人差があります。

ほくろ治療症例1

上眼瞼に生じた隆起性ほくろの症例です。
上眼瞼部ミーシャ型母斑
概要
上眼瞼外側に認めた、やや大きめの隆起性ほくろ。
経過
上眼瞼の隆起性ほくろは、 紡錘切除+縫合閉鎖術が適応となります。

まぶたは皮膚に余裕があり、 縫合時に強い緊張がかからなければ、 傷跡は目立ちにくくなることが多い部位です。
※創部の状態や皮膚の張力、体質により瘢痕の程度には個人差があります。

ほくろの病態

母斑細胞とは
母斑細胞とメラニンの模式図
茶色のメラニン色素を産生する メラノサイトが変化した 母斑細胞が増殖することで生じる、 皮膚の良性腫瘍です。

メラニン色素は皮膚表面近くに分布することが多く、 深部では色素を持たない母斑細胞が増殖していることもあります。
ダーモスコープ検査
拡大鏡(ダーモスコープ)を用いて、 ほくろ表面の色調・構造・血管パターンを観察します。

毛細血管拡張や不規則な構造など、 悪性を疑う異常パターンがないかを確認します。
病理組織学的検査
切除した組織を標本化し、染色を施して 細胞レベルで異常の有無を確認します。

当院では、江東微生物学研究所の病理専門医が診断を行っています。
皮膚悪性腫瘍の発見頻度(当院)
2016年~2022年の6年間で
皮膚・皮下腫瘍切除術:5014件
皮膚悪性腫瘍単純切除術:20件

悪性腫瘍の割合は 0.4%でした。
※初期メラノーマ1件および大きな基底細胞癌1件は、 連携病院へ紹介したため件数に含まれておりません。
調査結果
当院での対応
形成外科専門医として、
・基底細胞癌
・扁平上皮癌
・ベセルナ無効の日光角化症

に対する外科的治療を行っております。

外科的治療(保険診療)

盛り上がった大きなほくろが保険診療の対象です。
平坦なほくろは自費レーザー治療の対象となります。

平らなほくろの情報はこちら

くり抜き切除+電気(高周波)メス焼灼

方法

ほくろの周囲に沿って丸くくり抜きます。
拡大鏡下で真皮内の母斑細胞を確認し、取り残しがないよう摘出。
その後、高周波メスで出血点を焼灼止血します。
処置後は縫合せず、軟膏塗布で終了します。

料金

10,000円~11,000円(3割負担)
内訳:再診料・手術料・薬代・予約料

利点

・傷の範囲がほくろ部分のみ
・手術時間が短い

問題点

1. 大きさ・深さ・体質により治癒期間に差があります(自己処置が必要)。
2. 凹みや赤みが数ヶ月続く場合があります。
3. 口唇部は肥厚性瘢痕になりやすく、追加治療が必要な場合があります。

紡錘切除+縫合閉鎖術

方法

ほくろを含め紡錘形に皮下組織まで垂直切除し、
皮下縫合・真皮縫合・皮膚縫合で閉鎖します。

手・足・頭部・まぶた・耳・赤い口唇・殿部では 真皮縫合を行わず、皮膚縫合のみで抜糸が必要です。

近年は吸収糸による赤みを避けるため、 ナイロン糸による皮下縫合・皮膚縫合が増えています。

料金

11,000円~13,000円(3割負担)
内訳:再診料・手術料・薬代・予約料

利点

・創部がすぐ閉鎖されるため自宅ケアがほとんど不要
・出血がなければ翌日から入浴可能

問題点

1. 健常皮膚にも切開が及びます。
2. 曲面の強い部位ではドッグイヤーが生じることがあります。
3. 稀に術後出血が起こることがあります(その際はご連絡ください)。

合併症の対処法

くり抜き切除+電気(高周波)メス焼灼

上皮の再生遅延

上皮の再生に2週間以上かかる場合があります。
皮膚潰瘍となった場合はアクトシン軟膏を塗布します。

凹みと赤み

凹みや赤みが1ヶ月以上続く場合があります。
アクトシン軟膏を塗布して経過をみます。

盛り上がった赤い瘢痕

肥厚性瘢痕の場合はエクラープラスタを小さく切って貼付します。
瘢痕が分厚い場合やテープが貼れない部位では、 2週間~1ヶ月毎にステロイド局所注射を行います。

紡錘切除+真皮縫合

線状瘢痕

通常の経過です。
スキントーンテープを最低1ヶ月貼付します。

赤く盛り上がった瘢痕

肥厚性瘢痕の場合はエクラープラスタを小さく切って貼付します。
瘢痕が分厚い場合やテープが貼れない部位では、 2週間~1ヶ月毎にステロイド局所注射を行います。

瘢痕の端だけが盛り上がる

ドッグ・イヤーと呼ばれる状態です。
ステロイド注射で対処します。

最後までお読みくださり, ありがとうございます。
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