盛り上がるほくろ
当院では、
保険診療の対象 となります。
手術費用(保険診療)
保険診療では、部位によって
露出部 と
露出部以外 で料金が異なります。
また、 1ヶ所ごとの料金 となります。
また、 1ヶ所ごとの料金 となります。
■ 基本料金(2〜3cm未満)
| 負担割合 | 露出部 | 露出部以外 |
|---|---|---|
| 3割負担 | 11,000円前後 | 10,000円前後 |
| 2割負担 | 8,500円前後 | 7,500円前後 |
| 1割負担 | 6,000円前後 | 5,000円前後 |
| 母子・生活保護など | 1,300円~3,300円 | |
※上記は予約料を含みます
■ 特殊部位
※上記は予約料を含みます
保険診療の部位について
同一部位は1ヶ所ずつ手術を行います。
異なる部位は同日に手術可能です。
露出部
頭部、顔面、頚部、肘から前腕、手、膝から下腿、足背
露出部以外
上腕、胸部、背部、腹部、殿部、大腿部、足底
傷跡を最小限にする基本
傷跡を最小限にとどめる最も重要なポイント
体内の
タンパク質・ビタミン・ミネラル が十分にあることです。
皮膚の欠損部では、
毛細血管網の再生 と
上皮の再生 が早く起こることが、きれいな治癒に重要です。
そのためには、細胞や細胞外基質を構成する
タンパク質、
ビタミン、
ミネラル が必須となります。
手術前後は、これらの栄養素を十分に含む食事を心がけることで、 より良好な創傷治癒が期待できます。
栄養が不足している場合、 回復が遅れ、
・赤み
・凹み
・白い瘢痕(はんこん)
などの傷跡が残りやすくなる可能性があります。
・赤み
・凹み
・白い瘢痕(はんこん)
などの傷跡が残りやすくなる可能性があります。
隆起性ほくろの治療経験
※ご注意:皮膚を切除する場合、程度の差はあっても傷跡は必ず残ります。
ほくろ治療症例5
概要
下口唇のおとがい部に認めた、盛り上がった隆起性ほくろ。 口唇周囲には比較的よくみられる部位です。
下口唇のおとがい部に認めた、盛り上がった隆起性ほくろ。 口唇周囲には比較的よくみられる部位です。
経過
くり抜き法+高周波メスによる焼灼で除去しました。
2週間後には赤みと軽度の凹み、痂皮の付着を認めましたが、 アクトシン軟膏を塗布し上皮化を促進。
2ヶ月後には赤み・凹みともに徐々に縮小傾向となりました。
くり抜き法+高周波メスによる焼灼で除去しました。
2週間後には赤みと軽度の凹み、痂皮の付着を認めましたが、 アクトシン軟膏を塗布し上皮化を促進。
2ヶ月後には赤み・凹みともに徐々に縮小傾向となりました。
ほくろ治療症例4
よくみられる口唇部の隆起性ほくろの症例です。
概要
上口唇中央に発生した、直径約1cmの大きな盛り上がったほくろ。
くり抜き法+高周波メスによる止血焼灼にて除去しました。
上口唇中央に発生した、直径約1cmの大きな盛り上がったほくろ。
くり抜き法+高周波メスによる止血焼灼にて除去しました。
経過
1週間後よりアクトシン軟膏を塗布開始。
約2ヶ月で上皮化が完了しました。
3ヶ月後に肥厚性瘢痕傾向を認めたため、 ケナコルト局所注射を月1回ペースで計3回施行。
除去後6ヶ月時点では、 軽度の凹みを残しつつ、瘢痕は安定しました。
1週間後よりアクトシン軟膏を塗布開始。
約2ヶ月で上皮化が完了しました。
3ヶ月後に肥厚性瘢痕傾向を認めたため、 ケナコルト局所注射を月1回ペースで計3回施行。
除去後6ヶ月時点では、 軽度の凹みを残しつつ、瘢痕は安定しました。
※創部の治癒経過や瘢痕の程度には個人差があります。
ほくろ治療症例3
よくみられる口唇部の隆起性ほくろの症例です。
概要
口唇に生じた直径約8mmの大きな隆起性ほくろ。
早期治癒をご希望されたため、切除縫合術を選択しました。
口唇に生じた直径約8mmの大きな隆起性ほくろ。
早期治癒をご希望されたため、切除縫合術を選択しました。
経過
1ヶ月後に軽度の肥厚性瘢痕傾向を認めました。
ドレニゾンテープを貼付し、徐々に瘢痕は落ち着いてきました。
1ヶ月後に軽度の肥厚性瘢痕傾向を認めました。
ドレニゾンテープを貼付し、徐々に瘢痕は落ち着いてきました。
※ドレニゾンテープは現在販売中止となっております。
※創傷治癒や瘢痕の経過には個人差があります。
ほくろ治療症例2
口唇部に発生した隆起性ほくろの症例です。
概要
口唇の盛り上がった大きなほくろ(約8×6mm)をくり抜き法にて除去しました。
口唇の盛り上がった大きなほくろ(約8×6mm)をくり抜き法にて除去しました。
経過
1ヶ月後に肥厚性瘢痕傾向を認めたため、 ケナコルト局所注射を施行し、瘢痕は徐々に柔らかくなりました。
赤みや軽度の凹みに対しては、 アクトシン軟膏を塗布し経過観察としました。
1ヶ月後に肥厚性瘢痕傾向を認めたため、 ケナコルト局所注射を施行し、瘢痕は徐々に柔らかくなりました。
赤みや軽度の凹みに対しては、 アクトシン軟膏を塗布し経過観察としました。
口唇部の特徴
口唇は常に動く部位のため、 術後に赤く盛り上がる肥厚性瘢痕になりやすい傾向があります。
早期に ドレニゾンテープ貼付やケナコルト局所注射などで対処することで、 瘢痕はコントロールしやすくなります。
口唇は常に動く部位のため、 術後に赤く盛り上がる肥厚性瘢痕になりやすい傾向があります。
早期に ドレニゾンテープ貼付やケナコルト局所注射などで対処することで、 瘢痕はコントロールしやすくなります。
※ドレニゾンテープは現在販売中止となっております。
※創傷治癒や瘢痕の経過には個人差があります。
ほくろ治療症例1
上眼瞼に生じた隆起性ほくろの症例です。
概要
上眼瞼外側に認めた、やや大きめの隆起性ほくろ。
上眼瞼外側に認めた、やや大きめの隆起性ほくろ。
経過
上眼瞼の隆起性ほくろは、 紡錘切除+縫合閉鎖術が適応となります。
まぶたは皮膚に余裕があり、 縫合時に強い緊張がかからなければ、 傷跡は目立ちにくくなることが多い部位です。
上眼瞼の隆起性ほくろは、 紡錘切除+縫合閉鎖術が適応となります。
まぶたは皮膚に余裕があり、 縫合時に強い緊張がかからなければ、 傷跡は目立ちにくくなることが多い部位です。
※創部の状態や皮膚の張力、体質により瘢痕の程度には個人差があります。
ほくろの病態
母斑細胞とは
茶色のメラニン色素を産生する
メラノサイトが変化した
母斑細胞が増殖することで生じる、 皮膚の良性腫瘍です。
メラニン色素は皮膚表面近くに分布することが多く、 深部では色素を持たない母斑細胞が増殖していることもあります。
メラニン色素は皮膚表面近くに分布することが多く、 深部では色素を持たない母斑細胞が増殖していることもあります。
ダーモスコープ検査
拡大鏡(ダーモスコープ)を用いて、 ほくろ表面の色調・構造・血管パターンを観察します。
毛細血管拡張や不規則な構造など、 悪性を疑う異常パターンがないかを確認します。
毛細血管拡張や不規則な構造など、 悪性を疑う異常パターンがないかを確認します。
病理組織学的検査
切除した組織を標本化し、染色を施して 細胞レベルで異常の有無を確認します。
当院では、江東微生物学研究所の病理専門医が診断を行っています。
当院では、江東微生物学研究所の病理専門医が診断を行っています。
皮膚悪性腫瘍の発見頻度(当院)
2016年~2022年の6年間で
皮膚・皮下腫瘍切除術:5014件
皮膚悪性腫瘍単純切除術:20件
悪性腫瘍の割合は 0.4%でした。
皮膚・皮下腫瘍切除術:5014件
皮膚悪性腫瘍単純切除術:20件
悪性腫瘍の割合は 0.4%でした。
※初期メラノーマ1件および大きな基底細胞癌1件は、 連携病院へ紹介したため件数に含まれておりません。
当院での対応
形成外科専門医として、
・基底細胞癌
・扁平上皮癌
・ベセルナ無効の日光角化症
に対する外科的治療を行っております。
・基底細胞癌
・扁平上皮癌
・ベセルナ無効の日光角化症
に対する外科的治療を行っております。
外科的治療(保険診療)
くり抜き切除+電気(高周波)メス焼灼
方法
ほくろの周囲に沿って丸くくり抜きます。
拡大鏡下で真皮内の母斑細胞を確認し、取り残しがないよう摘出。
その後、高周波メスで出血点を焼灼止血します。
処置後は縫合せず、軟膏塗布で終了します。
拡大鏡下で真皮内の母斑細胞を確認し、取り残しがないよう摘出。
その後、高周波メスで出血点を焼灼止血します。
処置後は縫合せず、軟膏塗布で終了します。
料金
10,000円~11,000円(3割負担)内訳:再診料・手術料・薬代・予約料
利点
・傷の範囲がほくろ部分のみ
・手術時間が短い
・手術時間が短い
問題点
1. 大きさ・深さ・体質により治癒期間に差があります(自己処置が必要)。2. 凹みや赤みが数ヶ月続く場合があります。
3. 口唇部は肥厚性瘢痕になりやすく、追加治療が必要な場合があります。
紡錘切除+縫合閉鎖術
方法
ほくろを含め紡錘形に皮下組織まで垂直切除し、
皮下縫合・真皮縫合・皮膚縫合で閉鎖します。
手・足・頭部・まぶた・耳・赤い口唇・殿部では 真皮縫合を行わず、皮膚縫合のみで抜糸が必要です。
近年は吸収糸による赤みを避けるため、 ナイロン糸による皮下縫合・皮膚縫合が増えています。
皮下縫合・真皮縫合・皮膚縫合で閉鎖します。
手・足・頭部・まぶた・耳・赤い口唇・殿部では 真皮縫合を行わず、皮膚縫合のみで抜糸が必要です。
近年は吸収糸による赤みを避けるため、 ナイロン糸による皮下縫合・皮膚縫合が増えています。
料金
11,000円~13,000円(3割負担)内訳:再診料・手術料・薬代・予約料
利点
・創部がすぐ閉鎖されるため自宅ケアがほとんど不要
・出血がなければ翌日から入浴可能
・出血がなければ翌日から入浴可能
問題点
1. 健常皮膚にも切開が及びます。2. 曲面の強い部位ではドッグイヤーが生じることがあります。
3. 稀に術後出血が起こることがあります(その際はご連絡ください)。
合併症の対処法
くり抜き切除+電気(高周波)メス焼灼
上皮の再生遅延
上皮の再生に2週間以上かかる場合があります。
皮膚潰瘍となった場合はアクトシン軟膏を塗布します。
皮膚潰瘍となった場合はアクトシン軟膏を塗布します。
凹みと赤み
凹みや赤みが1ヶ月以上続く場合があります。
アクトシン軟膏を塗布して経過をみます。
アクトシン軟膏を塗布して経過をみます。
盛り上がった赤い瘢痕
肥厚性瘢痕の場合はエクラープラスタを小さく切って貼付します。
瘢痕が分厚い場合やテープが貼れない部位では、 2週間~1ヶ月毎にステロイド局所注射を行います。
瘢痕が分厚い場合やテープが貼れない部位では、 2週間~1ヶ月毎にステロイド局所注射を行います。
紡錘切除+真皮縫合
線状瘢痕
通常の経過です。
スキントーンテープを最低1ヶ月貼付します。
スキントーンテープを最低1ヶ月貼付します。
赤く盛り上がった瘢痕
肥厚性瘢痕の場合はエクラープラスタを小さく切って貼付します。
瘢痕が分厚い場合やテープが貼れない部位では、 2週間~1ヶ月毎にステロイド局所注射を行います。
瘢痕が分厚い場合やテープが貼れない部位では、 2週間~1ヶ月毎にステロイド局所注射を行います。
瘢痕の端だけが盛り上がる
ドッグ・イヤーと呼ばれる状態です。
ステロイド注射で対処します。
ステロイド注射で対処します。
最後までお読みくださり, ありがとうございます。
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