亜鉛探訪テーマ

HOME | 亜鉛 | 亜鉛探訪シリーズ

亜鉛探訪シリーズ

ごあいさつ

こんにちは!船橋ゆーかりクリニックの院長 寺田です。このページでは、健康に欠かせない“亜鉛”に焦点を当てた特集『亜鉛探訪』をお届けします。身近な栄養素として知られる亜鉛ですが、その働きはカラダのさまざまな部分に影響を与えています。このシリーズでは、亜鉛がどのようにお肌だけではなく、カラダ全体の健康や治療に役立つのか、世界中で行われている研究成果も交えてわかりやすく解説していきます。ぜひ一緒に、亜鉛の世界を旅する気持ちでお楽しみいただければ幸いです。

シリーズ目次

No.040 子どもの成長と亜鉛

子どもの成長と亜鉛について2018年の論文からご紹介します。2歳以降、亜鉛を摂取した方がよさそうです。
【続きを読む】

No.039 子宮内膜症と亜鉛

子宮内膜症と亜鉛の血中濃度に関する調査結果を2014年と2024年の論文からご紹介します。
【続きを読む】

No.038 ウイルス性いぼと亜鉛

ウイルス性いぼ(尋常性疣贅)と亜鉛の関係を2002年と2020年の論文からご紹介します。
【続きを読む】

No.037 皮膚と亜鉛その2

皮膚と亜鉛の関係を2022年の論文から復習します。
【続きを読む】

No.036 白斑症と亜鉛

白斑症にも亜鉛や銅、セレンのようなミネラルが関係しているようです。2024年の論文からご紹介します。
【続きを読む】

No.035 免疫と亜鉛

亜鉛は免疫力や抗がん作用のような生体防御メカニズムにも関与しています。2019年のレビュー論文からご紹介します。
【続きを読む】

No.034 白皮症と亜鉛

メラニン産生に関係するチロシナーゼ様タンパク質TYRP1にも亜鉛が結合サイト2ヶ所も見つかり、生まれつき全身が白い白皮症との関係性が指摘されています。2017年と2021年の論文からご紹介します。
【続きを読む】

No.033 パーキンソン病と亜鉛

亜鉛が脳内ニューロンの神経伝達物質としても機能していて、パーキンソン病との関係を指摘されています。2021年の論文からご紹介します。
【続きを読む】

No.032 アトピー性皮膚炎と亜鉛

ついにアトピー性皮膚炎に亜鉛が働くメカニズムが解明されました。2024年の最新論文からご紹介します。
【続きを読む】

No.031 亜鉛SODとメラニン

抗酸化酵素SOD(スーパーディスムドオキシダーゼ)は亜鉛と銅が活性を担う大切な酵素です。どうやら、皮膚のシミを構成するメラニンと関係しているようです。2020年、1987年、1994年の論文3篇から推測します。
【続きを読む】

No.030 アルカリフォスファターゼと亜鉛

最初に発見された亜鉛酵素であるアルカリフォスファターゼについて、1992年と2023年の論文2篇をご紹介します。
【続きを読む】

No.029 血管石灰化と亜鉛

なんと、異所性石灰化が亜鉛欠乏と関係ありそうです。2024年の研究論文2篇をご紹介します。
【続きを読む】

No.028 カンジダ膣炎と亜鉛

カンジダ膣炎に対する亜鉛の予防効果について2023年の研究論文をご紹介します。
【続きを読む】

No.027 脳疾患と亜鉛

さまざまな脳疾患にも亜鉛不足が絡んでいます。2017年と2023年のレビュー論文2篇からご紹介します。
【続きを読む】

No.026 骨と亜鉛

カラダを支える骨にも亜鉛がいろいろ働いています。骨新生&骨吸収の骨リモデリングに関して2023年のレビュー論文をご紹介します。子ども成長に大切なのは、牛乳ではなく、亜鉛ですよ。亜鉛!
【続きを読む】

No.025 脳と亜鉛

いよいよ本丸です。。。脳の神経活動における亜鉛の重要性について2021年のレビュー論文をご紹介します。亜鉛イオンが神経伝達物質本体ですよ!あまりに衝撃的にシンプルで、驚きました。ブレインフォグとの関係は調査中。
【続きを読む】

No.024 肺疾患と亜鉛

亜鉛と肺疾患の関係を調べてみましょう。亜鉛依存性ヒストン脱アセチル化酵素と抗酸化について2024年の最新論文をご紹介します。
【続きを読む】

No.023 慢性腎臓病と亜鉛

亜鉛と腎臓病の関係を調べてみましょう。NOX2のROS産生作用と関係しているようです。2017年の論文をご紹介します。(注:NOX2=NADPH oxidase、NADPH酸化酵素、ROS=radical oxygen species、活性酸素種)
【続きを読む】

No.022 糖尿病と亜鉛

亜鉛と糖尿病の関係をさらに詳しく見てみましょう。亜鉛はインスリン本体を貯蔵する際にインスリンと結合して安定化させる役目があるだけでなく、細胞内に輸送するトランスポーターとも関係しているようです。2015年と2016年の論文をご紹介します。
【続きを読む】

No.021 タンパク質と亜鉛

カラダ中のタンパク質は亜鉛と相互関係にあります。2020年の論文をご紹介します。
【続きを読む】

No.020 アルコールと亜鉛

お酒のアルコールは亜鉛酵素であるアルコール脱水素酵素ADHで分解されます。亜鉛欠乏と肝臓の病気の関係を研究した2010年の論文をご紹介します。
【続きを読む】

No.019 皮膚がんBCCと亜鉛

抗酸化力に亜鉛が関係しています。抗酸化力の低下をマロンジアルデヒドMDAで測定して、基底細胞癌(BCC)と亜鉛との関係を研究した2017年の論文をご紹介します。
【続きを読む】

No.018 インスリンと亜鉛

インスリンと亜鉛は、膵臓のβ細胞内で密接に関連しています。pH による結合状態の変化を研究した2023年の論文をご紹介します。
【続きを読む】

No.017 皮膚がんSCCと亜鉛

細胞分裂に関係する亜鉛結合タンパク質をジンクフィンガーと呼びます。皮膚がんSCCと亜鉛との関係を研究した2021年の論文をご紹介します。
【続きを読む】

No.016 メタロチオネインと亜鉛

亜鉛を貯蔵し、酸化還元サイクルの要となる重要なタンパク質メタロチオネインについて、2013年など複数の研究論文からご紹介します。
【続きを読む】

No.015 毛髪と亜鉛

毛髪の成長や強度に硫黄含有アミノ酸であるシステインが大切です。システインと亜鉛の関係について2024年の研究論文からご紹介します。
【続きを読む】

No.014 ACE2と亜鉛

ACE2は血圧をコントロールする大切な酵素ですが、COVID19のスパイクタンパクが結合することも知られています。2023年の研究論文から亜鉛の重要性をご紹介します。
【続きを読む】

No.013 視覚と亜鉛

亜鉛は視力を司る眼球、とりわけ、網膜にも大切な役割を担っていることを2014年などの研究論文からご紹介します。
【続きを読む】

No.012 聴覚と亜鉛

亜鉛は聴覚にも大切な役割を担っていることを2024年の研究論文からご紹介します。
【続きを読む】

No.011 細胞分裂と亜鉛

亜鉛は細胞分裂の際にも大切なミネラルであることを2020年の研究論文からご紹介します。
【続きを読む】

No.010 牡蠣と亜鉛

亜鉛を一番多く含む食材が牡蠣です。牡蠣が亜鉛を貯め込むメカニズムや牡蠣肉エキスが鎮痒作用を有する(2007年)ことを研究論文からご紹介します。
【続きを読む】

No.009 メラノサイトと亜鉛

シミの元であるメラノサイトが亜鉛でオートファジーを起こすことを2017年の研究論文からご紹介します。
【続きを読む】

No.008 ランゲルハンス細胞と亜鉛

No.006で引用した論文から皮膚ランゲルハンス細胞についてさらに詳しくご紹介します。
【続きを読む】

No.007 ケラチノサイトと亜鉛

当院は皮膚科なので、No.006で引用した論文からケラチノサイト(表皮角化細胞)についてさらに詳しくご紹介します。
【続きを読む】

No.006 皮膚と亜鉛

亜鉛は皮膚においても、さまざまな機能を支援していることを2018年のレビュー論文(山梨大学皮膚科)からご紹介します。
【続きを読む】

No.005 嗅覚(におい)と亜鉛

嗅覚は亜鉛のシグナル伝達物質として役割が機能していることを2017年のレビュー論文からご紹介します。亜鉛イオンが神経伝達物質ということです。コロナになると、匂いを感じなくなる理由がやっとはっきりわかりました。
【続きを読む】

No.004 唾液と亜鉛

唾液は多種類の機能性タンパク質を含み、味覚にも影響を与えていることを2015年と1998年の研究論文2編からご紹介します。
【続きを読む】

No.003 味覚と亜鉛

味覚細胞が亜鉛をシグナルとして使用していることを2022年の研究論文からご紹介します。亜鉛イオンが神経伝達物質ということです。コロナになると、味を感じなくなる理由がやっとはっきりわかりました。
【続きを読む】

No.002 肥厚性瘢痕と亜鉛

肥厚性瘢痕の予防への可能性を2010年の研究論文からご紹介します。
【続きを読む】

No.001 ケロイドと亜鉛

ケロイド治療への応用の可能性を2024年の研究論文からご紹介します。
【続きを読む】

★亜鉛の役割‐臓器別リスト‐

  • 引用元Biol Trace Elem Res. 2023 Dec;201(12):5640-5651.