船橋駅前の 皮ふ科 / 形成外科 / 美容皮ふ科 /美容外科

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太田母斑
ピコ秒レーザー治療

太田母斑は、真皮内にメラノサイトが増える先天性の青~灰色斑で、片側の頬・こめかみ・眼瞼に沿って出現することが多い疾患です。ピコ秒レーザーの分割照射で、ダウンタイムと合併症リスクを抑えつつ段階的な改善を目指します。

※ 医療広告ガイドラインに配慮した一般情報です。診断・治療は医師の判断により個別に行います。

太田母斑の分布イメージ


太田母斑とは

真皮メラノサイトーシスの一つで、出生時~思春期に発症し、自然消退は少ないとされています。

主な所見

片側性の青~灰色~褐色の斑。頬骨部~こめかみ、上眼瞼、鼻翼、前額外側に沿うことが多い。

真皮内メラニン 片側性 思春期で明瞭化

鑑別

蒙古斑(遺残)、太田母斑様色素沈着、異所性蒙古斑、扁平母斑、外傷性刺青 など。

合併

ごく一部で眼球結膜・強膜の色素沈着。眼科的評価を検討します。

治療の基本

皮膚レーザー治療(ピコ秒/ナノ秒のQスイッチ)を間隔を空け複数回。色調・部位により回数は変動。


典型的な分布

三叉神経第1・第2枝領域に沿った片側性・斜走パターンが典型です。まぶた・頬上部から目尻にかけて、上口唇外側に帯状となることもあります。

出現部位

上眼瞼・下眼瞼、側頭部、頬骨部、鼻翼外側、前額外側、上口唇外側。

左右差

多くは片側。まれに両側性(伊藤母斑/太田母斑様)を認めます。


当院の治療方針(ピコ秒レーザー)

ピコ秒領域の短いパルス幅で光音響効果を主体に色素粒子を微細化。熱影響を抑えたアプローチで、回数を重ねて段階的な改善を目指します。

ポイント:色調が濃い部位ほど反応は得やすい一方、 再発・残存の可能性もあります。照射間隔は 8~12週間程度を基本に設計します。
項目 ピコ秒レーザー Qスイッチ(ナノ秒)
メカニズム 光音響主体(熱影響を抑制) 光熱+光音響(熱影響大きめ)
期待 微細化効率◎ 当院採用 実績多数(施設により)
所要回数 4~10回目安(部位/濃さで変動) 5~10回目安
間隔 8~12週 8~12週
ダウンタイム 赤み・軽い浮腫・かさつき(数日~1週間) 赤み・痂皮(~1週間)
リスク 炎症後色素沈着、色素脱失、瘢痕(稀) 同左
費用 例)10,000円前後/回(大きさで変動)
術後ケア:日焼け対策(SPF50+推奨)、摩擦の回避、保湿。炎症後色素沈着(PIH)予防目的の外用/内服は皮膚状態を見て個別に選択します。

症例(Before / Device / After)

症例写真は患者さまの同意のもと掲載。効果には個人差があります。01と03はスライダーで比較できます(タップ/ドラッグ)。

レーザー照射前(01)太田母斑 レーザー照射4回後(03)太田母斑
01 照射前 03 4回後
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FAQ

何回くらいで目立たなくなりますか?
色調・範囲・部位で差がありますが、 4~10回を目安に段階的な改善を目指します。濃い部位は回数を要する傾向があります。
眼の近くでも照射できますか?
安全に配慮し、遮光保護(アイプロテクター等)を使用のうえ、医師が適応を判断します。眼科的合併が疑われる場合は連携して評価します。
再発はありますか?
残存や再燃は一定割合でみられます。色調のコントロール目的で追補照射を行うことがあります。
ダウンタイムは?日常生活は可能?
赤み・むくみ・かさつきが数日~1週間程度。メイクは翌日以降の軽めから。紫外線対策と摩擦回避をお願いします。

適応・禁忌と副作用

  • 妊娠・授乳中、強い炎症・感染、重度のケロイド体質などは原則として施術不可/慎重適応。
  • 副作用:発赤、腫脹、ヒリつき、一時的な色調変化(PIH/色素脱失)、稀に瘢痕。
  • 本ページの内容は一般的説明です。診断・治療計画は診察で個別に決定します。

【予約方法】

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