☀️ 紫外線療法エキシマ
頑固なかゆみ、円形脱毛などに
📖 紫外線療法の歴史
光線療法として、かつては中波長(290~320nm)の紫外線が使用されていました。
その後、ナローバンドUVB(311±2nm)が効果的であることが判明。
ただし装置が大型で、主に大学病院や総合病院でのみ導入されていました。
近年では、エキシマライト(308nm)がナローバンドUVBと同等の効果を持つことが証明されました。
技術の進歩により、小型・高出力化が実現。
現在ではクリニックでも実施可能な治療となっています。
💡 治療開始条件&費用
① 適応症(慢性化した病態)
- アトピー性皮膚炎(保険診療)
- 掌蹠膿疱症(保険診療)
- 乾癬(保険診療)
- 白斑(保険診療)
- 円形脱毛症(保険診療)
※当院では範囲を限定しています。
広範囲の場合は全身型機器がある総合病院皮膚科をご紹介します。
② 留意点
- 1〜2週間ごとに通院が必要です
- すべての患者様に効果があるわけではありません
- 効果発現までに時間がかかる場合や効果が出ない場合があります
③ 費用
保険診療で1回あたり約1,000円かかります。
⏱ 開始までの流れ
初診
・問診(治療経過・薬剤履歴)
・栄養状態チェック(肝機能、腎機能、鉄・フェリチン・亜鉛・銅)
・治療オプションとして紫外線療法を説明
・問診(治療経過・薬剤履歴)
・栄養状態チェック(肝機能、腎機能、鉄・フェリチン・亜鉛・銅)
・治療オプションとして紫外線療法を説明
⬇︎
再診
・血液検査のご報告
・ご希望があれば紫外線療法を開始
・血液検査のご報告
・ご希望があれば紫外線療法を開始
⬇︎
ホームケア
・日焼けにご注意
・赤みが強い時は写真で記録
・炎症後に色素沈着することあり
・赤みがひどく水疱が出たら早めに来院
・軽い赤みなら1〜2週間後に再診
・日焼けにご注意
・赤みが強い時は写真で記録
・炎症後に色素沈着することあり
・赤みがひどく水疱が出たら早めに来院
・軽い赤みなら1〜2週間後に再診
💡 治療開始条件&費用
① 適応症(慢性化した病態)
- アトピー性皮膚炎(保険診療)
- 掌蹠膿疱症(保険診療)
- 乾癬(保険診療)
- 白斑(保険診療)
- 円形脱毛症(保険診療)
※当院では範囲を限定しています。広範囲の場合は全身型機器がある総合病院皮膚科をご紹介します。
② 留意点
- 1〜2週間ごとに通院が必要です
- すべての患者様に効果があるわけではありません
- 効果発現までに時間がかかる場合や効果が出ない場合があります
③ 費用
保険診療で1回あたり約1,000円かかります。
機器と照射回数

当院採用機器:エキシプレックス
▶︎ 照射回数
10回を1クールとして 1〜2クール照射。
1クールで無効の場合は中止します。
⚠ 有害事象
- 強い赤み、水疱形成
- 周囲の炎症後色素沈着
💡 対処法
- ステロイド軟膏塗布、次回出力を下げる
- トラネキサム酸内服・局注
- 亜鉛サプリメント内服