| 特徴 | 粉瘤は、毛穴の表皮細胞から発生し、顔や背部に多いしこりです。 粉瘤は自然に治ることはなく、治療には被膜ごと摘出する外科的手術が必要です。 再発防止には完全摘出が重要です。早期の受診と適切な処置が望まれます。 |
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| 術式 | 従来法として、粉瘤のサイズで皮膚を紡錘切除して、摘出する術式 改良法として、粉瘤のヘソを含めて半分以下の紡錘切開で袋に穴を開けて、中身を出してから、袋を摘出する方法。短い切開で粉瘤を摘出できるので、可能ならお勧め。粉瘤が皮膚と癒着していない状態に限るという条件あり。 |
粉瘤摘出手術経験
症例3
背中に生じたしこりは粉瘤でした。
| 概要 | 背中のしこり。エコー検査で粉瘤であることを確認。紡錘型皮膚切除から皮膚と一緒に粉瘤を摘出しました。比較的小さい粉瘤は、袋を破かずに摘出します。
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|---|---|
| 手術名 | 皮膚・皮下腫瘍摘出術(露出部以外3cm未満) |
| しこり名 | 粉瘤 |
| 経過 | 術後の圧迫は24時間、その後の出血は少量。自宅で自己処置を行い、1週間後に抜糸 |
| 費用 | 総額 7,000円(3割負担) 内訳 手術料3,840円 |
| リスク | 疼痛、術後出血、術後感染、創離開 傷跡の残存、肥厚性瘢痕、ケロイド |
症例2
肩に生じたしこりは粉瘤でした。
| 概要 | 肩のしこり。エコーで後方エコーが白く増強する嚢腫の所見。しこりより紡錘切開から摘出。しこりの半分の長さで紡錘切除でくり抜いて、内容を先に出してから、袋を除去しました。
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|---|---|
| 手術名 | 皮膚・皮下腫瘍摘出術(露出部以外3cm未満) |
| しこり名 | 粉瘤 |
| 経過 | 術後の圧迫は24時間、その後の出血は少量。自宅で自己処置を行い、1週間後に抜糸 |
| 費用 | 総額 7,000円(3割負担) 内訳 手術料3,840円 |
| リスク | 疼痛、術後出血、術後感染、創離開 傷跡の残存、肥厚性瘢痕、ケロイド |
症例1
首の横が赤く腫れたおできは、大きな粉瘤が化膿した状態でした。
| 概要 | 首の横に大きく腫れて赤くなった皮下の膿瘍(膿が貯まった状態)を認め、緊急で切開排膿。1ヶ月後には炎症が軽減し、無事に粉瘤を摘出することができました。炎症で被膜が分厚く、周囲と強くくっついていたため、摘出には時間がかかりました。
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|---|---|
| 術式 | 皮膚・皮下腫瘍摘出術(露出部2~4cm) |
| 腫瘍名 | 粉瘤 |
| 経過 | 術後の圧迫は24時間、その後の出血は少量。自宅で自己処置を行い、1週間後に抜糸 |
| 費用 | 総額 約20,000円 内訳 切開排膿 約6,000円 |
| リスク | 疼痛、術後出血、術後感染、創離開 傷跡の残存、肥厚性瘢痕、ケロイド |
粉瘤摘出手術の流れ
合併症とアフタケア
合併症とアフタケア
術後1〜2時間で麻酔が切れても、通常は強い痛みは少ないですが個人差があります。
対処:ご希望があれば痛み止めを処方します。事前にお伝えください。
大きな脂肪腫摘出後に起こりやすく、ドレーンを一晩留置する場合があります。
対処:血液が溜まった場合は穿刺吸引や創部開放排出を行うことがあります。
通常の経過です。約1ヶ月茶色テープで保護します。
経過:2〜3ヶ月で白く細くなる方から赤く盛り上がる方まで個人差があります。
数ヶ月後に糸が表面に出てくる場合があります。
対処:来院時に除去します。
直径5cm以上のしこり摘出後に起こることがあります。
経過観察で徐々に改善することが多いですが残る場合もあります。
体質や部位により傷跡が赤く盛り上がることがあります。
対処:ステロイド徐放テープや局所注射で治療します(数ヶ月以上)。
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