しこり摘出手術
当院の日帰り手術の特徴
短い通院日数
通常は最小限の通院で完結します。
※合併症発生時は追加受診が必要となる場合があります。
術前血液検査なし
多くの場合、血液検査を省略できるため
時間的・費用的負担を軽減できます。
術後トラブルに迅速対応
術後の不安や異常がある場合は
メール連絡による早期対応が可能です。
手術実績(手術件数)
保険診療の皮膚・皮下腫瘍摘出術の年間総件数
※露出部・露出部以外の皮膚皮下腫瘍摘出術の合計件数
※2016年は4月~12月の件数
しこり摘出手術後の傷跡
しこり摘出手術後にどのような傷跡が付くのか、ご心配があると思いますのでまとめました。 術後の傷跡は目立たない細く白い線になることはありますが、完全に消えることはありません。 誤解がありませんよう、あらかじめご理解ください。
経過
- はじめは赤みや硬さが残ることがありますが、1〜3ヶ月で徐々に薄くなっていきます。
- 体質や部位によっては肥厚性瘢痕やケロイドとなり、赤く盛り上がる場合があります。 特に肩周囲・胸部は注意が必要な部位です。
対処
肥厚性瘢痕がみられた場合は、ステロイド徐放テープやステロイド局所注射で治療を行います。 早期対応が重要なため、気になる変化があれば早めの再診をお願いしています。
※ステロイド局所注射(ケナコルト)は製造ライン検査の影響で現在出荷制限があり、入手困難な場合があります。
予防
創傷治癒を良好にする目的で、術前からタンパク質摂取量の増加や亜鉛サプリメントの摂取をおすすめしています。
皮下腫瘍摘出症例6
粉瘤の次に多い、白っぽく硬いしこりです。
皮下腫瘍摘出症例5
顔や背中に生じる粉瘤は、体で最も多いしこりです。
皮下腫瘍摘出症例4
顔に生じた皮様嚢腫という先天性のしこりで、内部に毛髪成分が含まれることが多い腫瘍です。
概要
右こめかみのしこり。生まれつき存在し、徐々に増大していました。摘出組織には毛髪が含まれていました。
手術名
皮膚・皮下腫瘍摘出術(露出部2cm未満)
経過
術後の圧迫は24時間行いました。その後の出血は少量で、自宅で自己処置を行い、1週間後に抜糸となりました。
費用
総額 11,000円(3割負担)
手術料 4,980円 + 病理検査料 3,000円
再診料・処方料 + 予約料 2,000円
リスク
疼痛、術後出血、術後感染、創離開、傷跡の残存、肥厚性瘢痕、ケロイド
皮下腫瘍摘出症例3
背部や腹部などに発生する柔らかいしこりです。 5〜10年の経過で徐々に大きくなることが多く、3〜5cm程度で摘出をおすすめしています。
腫瘍摘出症例2
手指に生じたしこりで、汗管腫は比較的まれな皮膚腫瘍です。
概要
母指に発生したしこりで、術前の予想とは異なり、病理組織診断は汗管腫でした。
手術名
皮膚・皮下腫瘍摘出術(露出部2cm未満)
経過
術後の圧迫は24時間行いました。その後の出血は少量で、自宅で自己処置を行い、1週間後に抜糸となりました。
費用
総額 11,000円(3割負担)
手術料 4,980円 + 病理組織検査料 3,000円
再診料・処方料 + 予約料 2,000円
リスク
疼痛、術後出血、術後感染、創離開、傷跡の残存、肥厚性瘢痕、ケロイド
腫瘍摘出症例1
上腕や大腿部に多いしこりで、茶色く硬く、やや盛り上がるのが特徴です。 虫刺されなどの刺激がきっかけとなることがあります。
概要
上腕のしこりで、やや盛り上がり薄い赤みを伴っていました。 エコーでは境界不明瞭で不均一な低エコー像を認めました。 皮膚を紡錘形に切除し、皮下腫瘍を摘出しました。病理診断は皮膚線維腫でした。
手術名
皮膚・皮下腫瘍摘出術(露出部以外3cm未満)
経過
術後の圧迫は24時間行いました。その後の出血は少量で、自宅で自己処置を行い、1週間後に抜糸となりました。
費用
総額 10,000円
手術料 3,840円 + 病理組織検査料 3,000円
再診料・処方料 + 予約料 2,000円
リスク
疼痛、術後出血、術後感染、創離開、傷跡の残存、肥厚性瘢痕、ケロイド
しこりの種類
皮膚(表皮・真皮・皮下組織)には様々なしこりが発生します。
頬や背中に好発し、毛穴の上皮から袋状に発生するしこりです。皮脂や角質がたまり徐々に増大し、感染すると化膿し悪臭を伴うことがあります。小さいうちの摘出が望まれます。
毛母細胞由来の硬い皮下腫瘍で、もみあげや上腕に好発します。増大すると皮膚が薄くなり露出・化膿することがあります。
肩周囲・上腕・腹部・背部に生じる柔らかいしこりです。数年単位で徐々に増大し10cm以上になることもあります。深部脂肪腫ではCTやMRIによる画像診断が必要です。
上肢や下肢に好発する茶色でやや盛り上がった硬いしこりです。虫刺され部位と一致することがあり、再発予防のためやや広めに切除します。
先天性で眉毛周囲の真皮層に生じやすいしこりです。内部に毛髪など皮膚付属器成分を含み、年齢とともに増大します。
毛母を包む細胞由来のしこりで、口唇周囲に発生することがあります。
しこり摘出手術の流れ
当院の特徴
寺田院長は日本専門医機構認定 形成外科専門医です。
患者様のご負担軽減のため、少ない通院回数での治療を心がけています。
通院の流れ
診断・治療方針説明・手術承諾書サイン・手術予約
大きなしこりでは血腫防止のためドレーンを留置し、翌日再診が必要な場合があります。
1〜2週間後に再診します。
1〜2ヶ月後に肥厚性瘢痕がみられる場合はご来院ください。
術前検査
原則として術前採血検査は行っていません。
- 高血圧・糖尿病・心疾患・膠原病などがある場合は検査を行うことがあります。
- 針刺し事故時には採血をお願いする場合があります。
- 術後出血・創離開・血腫など合併症時は通院回数が増えることがあります。
予約料
10分手術:1,000円
20分手術:2,000円
30分手術:3,000円
40分手術:4,000円
60分手術:6,000円
※手術時間には更衣・麻酔待機・術後説明時間を含みます。
病理組織検査
細胞増殖所見がある腫瘍のみ実施します。通常の粉瘤では行っていません。
お子様の手術
聞き分けができる5〜6歳頃から局所麻酔手術が可能です。 注射の痛みでパニックにならないか、お子様とよくご相談ください。
摘出手術
局所麻酔後に皮膚を切開し腫瘍を摘出します。 皮下(浅筋膜・真皮)および皮膚をナイロン糸などで縫合閉鎖します。
吸収糸について
吸収過程で炎症を起こす印象があるため、最近は使用しない場合が増えています。
皮膚のみ縫合する部位
まぶた・耳・腋窩など皮膚が薄い部位。 手・足・背部・殿部など皮膚が硬い部位では縫合方法が異なります。
合併症とアフタケア
術後1〜2時間で麻酔が切れても、通常は強い痛みは少ないですが個人差があります。
対処:ご希望があれば痛み止めを処方します。事前にお伝えください。
大きな脂肪腫摘出後に起こりやすく、ドレーンを一晩留置する場合があります。
対処:血液が溜まった場合は穿刺吸引や創部開放排出を行うことがあります。
通常の経過です。約1ヶ月茶色テープで保護します。
経過:2〜3ヶ月で白く細くなる方から赤く盛り上がる方まで個人差があります。
数ヶ月後に糸が表面に出てくる場合があります。
対処:来院時に除去します。
直径5cm以上のしこり摘出後に起こることがあります。
経過観察で徐々に改善することが多いですが残る場合もあります。
体質や部位により傷跡が赤く盛り上がることがあります。
対処:ステロイド徐放テープや局所注射で治療します(数ヶ月以上)。
最後までお読みくださり, ありがとうございます。
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